[真理子日曜学校WEB言海]

WEB言海 ヘルプ

WEB言海操作法

●目次●
  1. WEB言海操作法
  2. 『言海』の特徴
  3. 著作権について


  1. WEB言海 とは?
     「WEB言海」は大槻文彦著『言海』をWEBで公開するものです。
     通常、辞典をWEBで公開する場合は、内容をすべてテキスト(文字情報)として入力します。ところがこれは大変手間のかかる作業であり、誤入力も多数発生する可能性があり、個人の手には余るものがあります。
     そこでちょっとズルをして、本文ページをそのままスキャンし、画像で公開しようというものです。これならば少なくとも、原書の誤植あるいは内容そのものの間違いは別としても、誤入力の心配はありません。
     ただし画像だけでは語の検索ができません。検索ができなければ電子化辞書とはいえません。検索をするためには、どうしても本文をテキストとして入力しなければなりません。しかし、それは大変な時間と手間がかかります。
     そこで「WEB言海」では、各ページの先頭語だけを入力したインデックスを用意し、入力された語ならこのページに載っているはず、という手抜き簡易検索をサポートしました。
     たとえば、「あなた」を入力すると、各ページの先頭語をあ、あいれむ、あかかさ……と探していき、23ページの先頭語が「あなくる」、24ページの先頭は「あはうはらひ」。「あなくる<あなた<あはうはらひ」なのだから、「あなた」は23ページに載っているはず、ということで、23ページを表示するというものです。
     もっとも、存在しない語、たとえば「あなそ」を入力しても、やっぱり23ページを表示してしまうわけですけど(笑)。
     「そんな手抜きな簡易検索なんて役に立たないや!」と思いますか? でもこれって、あなたがふだん紙の辞書を引くときにやってることそのものですよ。紙の辞書をぱらぱらめくるより、はるかに快適にすばやく検索できると思います。



  2. 語の検索のしかた
     検索とはいってもあくまで頭出しでしかありませんので、検索したい語を1語だけ入力してください。先頭の2~3字程度でけっこうです。
     全角ひらがなだけでなく、全角カタカナ、半角ローマ字でもけっこうです。「ゐ」「ゑ」を入力するのが面倒であれば、wi、weとローマ字で入力するというのもありです。「すwi」のように混在していただいても大丈夫です。



  3. 語法指南、凡例
     本文以外の部分はPDFでご用意いたしました。  なお、「ことばのうみのおくがき」は、青空文庫でテキスト化されています。